「東海の顔役」に続く、若き日の次郎長シリーズ第2弾。お蝶との祝言をすませた次郎長は、一の仔分・大政や大野の鶴吉らを引き連れ清水港を後にする。清水一家の名物男・森の石松も加わり、東海道に響き渡る痛快伝・・・
魚屋五郎はイキはいいが怠け者なのが玉にキズ。だが愛する妹お菊が奉公先の旗本青山播磨に斬られたと知ったとき、捨て身になって旗本屋敷へ怒鳴り込むのです。錦之助の二役主演。
男が十年間抱き続けた恋心は、陽光きらめく祭りに、火を呼び、血の嵐を呼んで、遂に男を死に追いやる。港祭りに集まった人々の哀歓を背景に、七夕の彦星・織姫の哀恋に似た宿命的な恋を情感豊に描いた時代抒情詩。
「東海の顔役」「東海一の若親分」に続く、大好評、錦之助の次郎長シリーズ第三弾。甲府に向った錦之助一家が悪政とボスの跳梁に悩む人足たちを救うため、二足草鞋の猿屋勘助、悪政の甲府勤番支配に挑戦するという・・・
歌えば楽しいバラ色人生!ロマンスと夢を乗せてひばり・チエミの珍道中!花のお江戸を飛び出して愉快に歌えば東海道は日本晴れ!歌いっぱい、夢いっぱい!ひばり・チエミの歌のオンパレード!美空ひばりと江利チエ・・・
昭和30年代後半、人気実力ともに頂点を極めた美空ひばりが、女優としての魅力を十二分に発揮した記念すべき感動大作。 憎き祖父・家康に舞の薙刀を向け、悲憤の涙とともに尼になってゆく万感胸迫るラストシーン・・・
オンボロ長屋のインゴウ家主が殺される。住人の中で最も怪しまれる風来坊は、ユーモラスなイロ男。さてそのイロ男が厳戒中の長屋から逃げ出した…。大川橋蔵演じる遠山金四郎の活躍をユーモラスに描いた明朗時代劇・・・
国定忠治が関八州取締の中山に追われ赤城山にこもるエピソードから、中山側と大前田英五郎との対決、更には大利根河原での笹川繁蔵、飯岡の助五郎との血斗などを、ドスと笑いと涙で描く任侠巨篇。
マキノ雅弘監督と中村錦之助のコンビによる“若き日の次郎長”シリーズ第4弾。清水次郎長が大前田栄次郎とともに、武井のドモ安と黒駒の勝蔵を叩きに甲州へ殴り込む。原作は村上元三の「喧嘩笠」。