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拳銃を捨てろ

Get Rid of the Gun

1956(昭和31年)/12/19公開 91分 モノクロ スタンダード 映倫番号:2502 
配給:東映 製作:東映

ビル建築現場の謎の殺人事件を発端に、死因に疑惑を持った青年技師が、凶悪ギャング団の圧力と虐待を受けながらも建築現場の秘密組織を探り出し壊滅する。
高倉健主演、小石栄一監督のコンビによる、スリルとサスペンスに溢れたギャングアクション映画。

拳銃を捨てろ
(C)東映

ストーリー

青年技師・草間が自分が建築しているビルから墜落死した。関係者は過失死と判断したが、草間の親友の柳は、その背後に何者かの密計があると睨んだ。その夕方、柳は社長の娘・シキ子から誘いを受け、お秀の店に向かうのだが、落ち着きの無いシキ子の様子に腑に落ちないものを感じていた。一方、草間の妹・ジュン子は柳と会う約束で帰郷したが、電話で初めて兄の悲報を知らされる。だが現場に駆けつけたものの兄の死体すら見せてはもらえない。柳も、同僚の木所らから彼が草間殺しの犯人であるかのように冷たい態度で詰め寄られ、お秀が裏口から彼を逃すことに。柳はジュン子のアパートに急ぎ、二人は犯人の追及を固く誓う。だがその光景を監視していた同僚社員の竹島が二人を監禁してしまった。彼らが狙っていたのは、草間が残したメモだったのだ。そのメモは対数表に見せかけたもので、二人は一晩かけてメモの謎を解く。そこには不正工事と隠匿された金塊の隠し場所などが示されていたが、唯一つ「X」の符号だけが謎のままであった…。

拳銃を捨てろ
(C)東映
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