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初恋宣言

1968(昭和43年)/9/15公開     
配給:松竹(受託配給) 製作:西野バレエ団

円波靖男の原案から、彼自身と梶浦政男、梅津明治郎の3人が共同でシナリオ化し、梅津明治郎が監督した青春もの。撮影は加藤正幸が担当している。

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ストーリー

真由美は今は徳島で弁当の仕出し屋のお手伝いをしているが、スターになることを夢みている娘だった。機会を見ては売り出そうと、懸命になってはいても、なかなか旨くいかなかった。ある日、真由美は人気スターさくらが自衛隊の慰問公演に来た機会を捉え、彼女と知り会った。そして仕出し屋をやめ、東京のさくらの家に向かった。家の前には踊り子志願の笑子も弟子入りを望んで、座り込んでいた。たまたま、二人は泥棒を捕えたことから、さくらの付き人になることが出来た。しかし真由美は、テレビのさくらショーの最中に居眠りをしてしまい、首になってしまう。真由美はショーのディレクター信二に、踊りのスターになりたいと頼んだが、機会を待つように言われた。数日後、さくらは八丈島でショーをやることになったが、笑子は何故か真由美に付き人を代わってくれと言われ、喜んで笑子になりすまし八丈島に向かった。折りしもさくらの相手役が怪我をし、真由美が代役に立つことになった。しかし、真由美は笑子のチャンスを自分が利用することに心苦しく思い、笑子を呼んだ。笑子は実は、このショーの後援者で、ホテルオーナーのせつ子の娘だったのだ。せつ子は笑子が踊り子になることは猛反対だったが、真由美の説得に折れたのだった。それ以来、笑子は一躍スターになり、信二とのロマンスを囁かれるようになった・・・。

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