棚下照生の長編劇画「めくらのお市物語」を高岩肇、宮川一郎、鈴木生朗の3人が共同で脚本化し、松田定次が4年ぶりに監督した股旅もの。撮影は川崎新太郎が担当している。
必殺仕掛人シリーズ第2作目。江戸時代、被害者の晴らせぬ怨みを代りに晴らす仕掛人の活躍を描いたストーリー。原作は池波正太郎の同名小説。脚本は宮川一郎、監督は脚本も執筆している渡辺祐介、撮影を小杉正雄が・・・
大利根の水郷を舞台に、笹川一家と飯岡一家の対立の中に芽生えた男の逞しい姿を描いた任侠巨篇。笹川の繁蔵、平手造酒、飯岡の助五郎などお馴染みの人物が登場し、大川橋蔵が凛々しいやくざ姿をみせる。
目明し藤造親分のもとにころがりこんだ青年・平次が先輩の八五郎兄貴にあごで使われながらもお静に元気づけられ偽金作りにまつわる凶悪異常な事件を見事に解決するまでを描く本格推理時代劇。
流刑人の子という逆境に育った弥五郎が強い意志と天性の才能で苦難と戦いながら兵法学に専念し、ついに一刀流開眼に至るまでを、宿敵柳生一門との対決を織り込んで描いた青春激動篇。