北条誠原作“花は嘆かず”を柳井隆雄が脚色。監督は田畠恒男、撮影は同じく布戸章。主な出演者は菅佐原英一、小山明子、川喜多雄二、杉田弘子、ほかに上原謙、沢村貞子、七浦弘子、永井達郎、小林トシ子など。
第六回芥川賞受賞の火野葦平原作『糞尿譚』の映画化。社会の醜い欲望の渦中に巻込まれた庶民の喜怒哀楽を描く。橋本忍が脚色、野村芳太郎が監督、井上晴二が撮影した。主演は森繁久弥、伴淳三郎、渋谷天外、瑳峨三・・・
読売新聞連載の竹田敏彦の同名小説の映画化。母子寮をテーマにした社会ドラマ。猪俣勝人が脚色、番匠義彰が監督した。撮影は西川亨が担当。主演は杉田弘子、水戸光子、田村高廣、高橋貞二、渡辺文雄、中川弘子、小・・・
新派で上演された北条秀司の原作を椎名利夫と中村登が共同脚色、同じく中村登が監督した異色ドラマ。撮影は長岡博之。主演は岡田茉莉子、佐田啓二。助演陣は沢村貞子、田浦正巳、日守新一、桑野みゆきなど。
柴田錬三郎の原作『夢に罪あり』から田畠恒男が脚色・監督し、布戸章が撮影を担当した。主演は田代百合子、菅佐原英一、島崎雪子、浅茅しのぶ、上原謙、中村賀津雄。ほかに、中川弘子、沢村貞子など。
斎藤良輔と、芦沢俊郎の脚本を穂積利昌が監督、西川享が撮影したホーム・ドラマ。主演は杉田弘子、高橋貞二、小山明子、田浦正巳、桑野みゆき、その他、笠智衆、沢村貞子、三井弘次、清川新吾など。