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その昔秀吉が盛政の妻をおかした宿命の子-戦国時代に生きる孤独の青年剣士御堂主馬之介をめぐる三つの恋と野望。波瀾多彩な登場人物が繰りひろげる戦国絵巻。
維新前夜の京洛を舞台にして、豪壮な鞍馬の火祭りにからむ、勤皇派と新撰組の激突、そしてその中に活躍する鞍馬天狗の勇姿に可憐な祇園芸妓の儚い恋心が寄せられる。
呪いか、復讐か、黒屋敷に聳えたつ謎の塔!不気味にならぶ十三の人形!背筋の冷たくなる妖奇な連続殺人!
前回の好評に引きつづき、紀州と尾州の若殿さまがまたまた捲き起す初春の珍道中で、大名あらしの海賊の跡を追って東海道五十三次に笑と涙の白刃が乱れ飛ぶ痛快捕物篇。
意外、平次の投げ銭は真白い雪だるまに!アッ突如したゝる真紅の鮮血!お待ちかね銭形平次颯爽登場!
喧嘩小天狗と呼ばれる関八州の暴れ若獅子大前田栄次郎が旅に謳う。長脇差と仁義、恋と人情の物語りを橋蔵が花の魅力で描く颯爽股旅時代劇。
千羽の紅鶴が不気味に揺れて妖気をはらむ紅鶴屋敷に伝わる五千両の秘密をめぐって起こる第二、第三の殺人事件の謎と取り組む、御存知若さま侍の七番手柄。
一国一城の若殿が身分をかくして、花のお江戸で剣と恋の武者修行!
「喧嘩買います、命売ります。」の木札をぶら下げて江戸市中を闊歩する天下御免の青空浪人、勘兵衛が繰り広げる剣あり恋あり笑いありの人生修行。
右腕に命、左腕に一心如鏡の刺青も勇ましく、もって生まれた気風と侠気で、悪旗本川勝丹波の悪事を叩き潰すという痛快無類、錦之助の二役で描く娯楽篇