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旅は道づれ世は情け、情ないのはこの御両人、江戸はこゝから百八十里、減るはお腹と荷物なり
坊主になっても女は絶たぬ!やくざをやめても喧嘩はやめぬ!直情一代のど根性!
播かぬ種は生えぬといふ!はて?この唄は?
覆面を斬り落したら顔がない!袴を裂いたら足がない!アッ、胴体だけが宙に浮いている!
のどはいいし腕は立つ、口八丁手八丁の三ン下奴が暴れ出す!さア、矢でも鉄砲でも持って来やがれッ!
白い素肌が暴れます!紅いタンカに長ドスぬいて!ちゃっきり斬ります!唄います!
大利根の河面に何故か今宵は波さわぐ!勝太郎の名調に虎造の名啖呵!
意見番の意見番が意見番の意見に大憤慨の三下り半
颯爽の美剣士と瓜二つの顔を持つ曲芸一座の人気者が、波瀾万丈の御家騒動に捲き込まれて、奇想天外の大あばれ!
大利根堤の夜霧をついて白装束の幽鬼一匹。肩が風切る、腰の長脇差人を斬る