石井輝男監督と高倉健のコンビによる「網走シリーズ」の第7弾。舞台は網走にもどり、馬に乗っての格闘、猛スピードで突っ走る馬ゾリのチェイスシーン、走る列車の中での殴り合いなど、大アクションが連続する。
恐るべき現代暴力の実態を捉えたドキュメンタリータッチの暴力ドラマ。
佐藤純彌監督が、暴力団、警察の対立する組織の裏の裏を冷酷な眼で見つめ、そこにうごめく様々な人間像を見事に浮き彫りにした社会派・・・
米軍占領下にあってGIと争い、その傷害事件を皮切りに、暴力だけを資本にして暗黒の巷でめきめき頭角をあらわす男が組を結成。次々と縄張りを拡張する過程を、すさまじい迫力、血の抗争の中に描いてゆく。
米軍占領下に米兵との傷害事件を皮切りに、暴力だけを資本として頭角を現した男・河上を安藤昇が鮮烈に演じ、名優・伴淳三郎も味のある刑事役で出演。監督には、後に映像の魔術師と呼ばれるようになった工藤栄一が・・・
「女の賭博」で妖しい魅力を発散させて注目の的となった江波杏子が、今度は花札賭博の手本引き胴師として、冴えた札捌きを披露する。 荒くれ男が火花を散らす賭場で、命をかけて二人の女賭博師が一人の男を争う・・・
「ワタリ」「冒険大活劇・黄金の盗賊」に続く特撮時代劇シリーズ第3弾。舞台はお江戸八百八町。“こうもり”と呼ばれる神出鬼没の怪盗が三千万両の砂金の謎をめぐって柳生一門の妖剣と対決する、特撮技術の粋と時・・・
女の顔がみるみるうちに口が耳まで裂け死体をむさぼり喰う、竹の子のように生える鮮血をふきあげる生首、近ずく人間を呑みこむ恐怖の沼、障子に夜毎うかびあがる化け猫や亡霊の姿、等々血も怖る戦慄の怪談映画。