前作に続いて十万石授与の秘密を持つおしどりのお墨付きをめぐり、その横領を企む甲州馬団と対決する新伍浪人と許婚志津、盗賊武州の小徹、さみだれお蝶、そして密偵岩石先生などの活躍を爽快に描いた戦慄時代劇完・・・
備後福山十万石の跡目相続を巡って起こるお家騒動を、ふり袖小姓弦之介の名推理と、これに協力する江戸っ子町人、推理将軍のユーモラスな活躍で、バラリンズンと解明する。沢村訥升の捕物シリーズ第1弾。
ユーモリストの忍術使い、その師匠、師匠の娘という忍術一家が、お得意の忍術で老中田村意次の大陰謀を暴いて、美男の焼津藩士を救うという物語。ふんだんに特撮を使った大人の漫画的な愉快な映画です。
無間の金を幸せと夢を込めて撞いた霧丸と浪江の二人の上に、つぎつぎと危難が降り懸かってきます。梨花の鐘、黒観音、黒阿弥陀のみが知る財宝のありかは?剣のサウスポー・松方弘樹の痛快冒険ロマン第二弾です。
「若さま侍捕物帳」シリーズと並ぶ大川橋蔵の代表作。本作は、大衆文壇の雄・川口松太郎の名作を得て製作公開、爆発的人気の中で4作をシリーズとした「十番勝負」の後、昭和36年に「二十番勝負」として復活した・・・
世は戦国。人々の心に正義と平和が失われている時代。熱血若武者の太郎丸は、孔雀老人から不思議な奇蹟を見せられ、この世に再び正義を呼び戻そうと活躍、孔雀の羽根に結ばれた仲間も集まります。
当時西国を荒らしまわった雲切玄蕃らは、その矛先を菊姫の守る桃ノ木城へとむけます。孔雀の羽根に結ばれた若者達は、この世に正義の奇蹟を呼ぶために、敢然と桃ノ木城防衛に立ち上がります。
「すさまじきものは宮仕え」現代サラリーマンを武士の姿に借りて、とかく忘れがちな「人生意気に感ずる」ことの素晴らしさ、明るさを東千代之介、高田浩吉、里見浩太郎のトリオが謳歌する時代劇コメディ。
桃ノ木城を襲った雲切丸らを追い返した六人の勇士は悪逆な西国大将軍を退治に、孔雀の羽根の導くまま火の山へと向かう。孔雀の神を信仰する焔丸は正義の勇士に加わるが、西国大将軍は火の黄金を狙ってきた…。
二年振りに故郷に帰ったヤクザが、愛しい女を地元ボスに奪われたことから事件が発展、馬を引き連れ旅に出るのだが各所で珍事件続出。動物への愛情を描きながら、スリルと爆笑で全編を綴った特異な股旅時代劇。