美空ひばりの「べらんめぇ芸者」シリーズ7作目。朝日乳業の粉ミルク中毒事件をめぐり、小春姐さんの小粋な啖呵が会社乗っ取りの陰謀をぶち破るという、人情、笑い、涙に溢れた娯楽映画。
“地獄の魔王”と称する男が麻薬を横取りし新興ボスに挑戦、これをぶちのめすという痛快極まる大型ギャング映画。片岡千恵蔵をはじめ、“東映ギャング路線”の人気スターが勢ぞろいした豪華キャストが見もの。
家光と将軍職を争って敗れた駿河大納言忠長に伝わる三枚の髑髏銭の秘密をめぐり、将軍側用人、御用商人、謎の覆面浪人、そして白面の青年武士が活躍する。角田喜久雄の同名伝奇小説を映画化した怪奇と戦慄の傑作時・・・
マキノ雅弘監督と中村錦之助のコンビによる“若き日の次郎長”シリーズ第4弾。清水次郎長が大前田栄次郎とともに、武井のドモ安と黒駒の勝蔵を叩きに甲州へ殴り込む。原作は村上元三の「喧嘩笠」。
青年建築士をめぐって、積極的に思いを達成させようとする大阪の令嬢と、陰ながらひそかに想いをよせる東京の娘との美しい恋の争いを描く恋愛劇。原作は小島政二郎の同名小説。
片岡千恵蔵の豪快なアクションドラマ、“地獄”シリーズの第五弾。暗黒街にうごめくギャング団のあくどいナワ張り争いを背景に、大ボス大門竜三が手練の二挺拳銃で活躍する。その渦中に現われた我が子に寄せる父性・・・