愛人と外国へ旅立つのを目前に控えた姉と、その姉を母のように愛する弟との別れをリリカルに描いた物語。脚本は仲倉重郎、監督は脚本も執筆している斎藤耕一、撮影を坂本典隆がそれぞれ担当している。
木枯し紋次郎―。上州新田郡三日月村の貧農の家に生まれる。十才で故郷を出奔。その後一家は離散したと伝えられ、天涯孤独の紋次郎がどういう経緯で無宿渡世に入ったかは定かではない…。口にくわえた長楊枝に「あ・・・
江波杏子、東映第1回主演作。昭和初期、呉服商の娘でありながら父親、そして生涯ただ一度抱かれた男の仇を追って女渡世人になり、火炎竜の刺青を背負って復讐を遂げるまでをドラマチックに描く。
江波杏子主演の女賭博師。一年ぶりの17作品目は装いも新たに、題名も「新女賭博師」と改め、従来の鮮やかな手捌きによるクールさだけでなく、男に惚れたり、仕込みのカンザシを使った派手な立ち回りなど、新たな・・・