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スチールマンで「月曜日のユカ」などのシナリオを書いた斎藤耕一が独立プロを設立、自ら脚本・監督・音楽を担当して作った斎藤プロ第一回作である。
昭和41年度上半期直木賞を受賞した立原正秋の原作「白い罌粟」を、吉田喜重が脚色・監督した女の愛の世界を描いた異色作。撮影は金宇満司が担当している。
川端康成の小説「みづうみ」を石堂淑郎、吉田喜重とテレビ・ライターの大野靖子が共同で脚色し、吉田喜重が監督した文芸もの。撮影は鈴木達夫が担当している。