筑前黒田藩にある竜神岬の業病患者の館に、九州、いな日本を乗っ取ろうとする一味が集まる。その一味の全貌を暴き、日本の危機を救うために素早く起ち上がった早乙女主水之介の活躍を描く。
青年建築士をめぐって、積極的に思いを達成させようとする大阪の令嬢と、陰ながらひそかに想いをよせる東京の娘との美しい恋の争いを描く恋愛劇。原作は小島政二郎の同名小説。
国定忠治が関八州取締の中山に追われ赤城山にこもるエピソードから、中山側と大前田英五郎との対決、更には大利根河原での笹川繁蔵、飯岡の助五郎との血斗などを、ドスと笑いと涙で描く任侠巨篇。
島原七万石のお世継ぎをめぐる黒い影を追い、父を裁いてまで大義を貫き、無責任な時の権力機構に挑む江戸っ子判官・遠山金四郎の活躍を、多彩なキャストと痛快無類なストーリーで描いたシリーズ第10作。
シリーズ第29話。昔の抜荷仲間がそれぞれ豪商となりながら、財力への執着から怖るべき殺人を引き起し、珊瑚輝く豪華な屋敷に、退屈男の諸羽流青眼崩しが一刀両断するという物語。
第二次世界大戦も終結間近、日本軍は必死の反撃の手段として人間魚雷“回天”と神風特攻隊を編成した。それに搭乗する若い士官たちの海空での活躍振りを、男の友情を織りまぜて描いた迫真の海空戦大作。